小田急バス「晃華学園東」バス停折返場の複合施設「meedo(みいど)」(調布市深大寺東町2)で12月19日、「キャンドルナイト DE 世界のおでん」が開催される。スペシャルフライデーイベントの最終回となる。
店舗兼用住宅の複合施設「meedo」の企画・設計・監理を担う「ブルースタジオ」(中央区)が企画した同イベント。同施設は今年春に竣工し、現在6事業者が入居している。7月にはお披露目イベント「みいど まちびらき 夜市」を開催。想定を大きく上回る来場者でにぎわった。
8月には、施設中央に設置したシェアキッチン「meets meedo(ミーツミード)」が本格稼働。審査を通過した約30の事業者が日替わりで出店している。多くは徒歩圏内に暮らす住民で、出店者同士のつながりから新たな企画に発展する例も生まれているという。
ブルースタジオは入居者や地域と一緒に場づくりを進めることで、施設のブランド力向上と地域活性化を目指しており、施設を挙げたイベントとして、11月28日から毎週金曜日に「スペシャルフライデー」を実施してきた。最終回となる今回は、「季節を感じながら施設内でゆったりと心身共に温まる時間を過ごしてほしい」と、キャンドルとおでんをテーマに企画した。
LEDキャンドルを包む紙袋にデコレーションするワークショップを無料で開催。日没後には施設をキャンドルの光でともす。おでんは、「日本」「インド」「フランス」がテーマの3種類を提供。入居する「米玄DELI&SHOP(マイクロデリ・アンド・ショップ)」が新潟食材を使った豆乳ベースの「新潟雪国おでん」、「masala masara(マサラマサラ)深大寺」はスパイスと和風だしを合わせた「スパイスカレーおでん」、ブルースタジオはトマトソースまたはチーズソースを選べる「フレンチおでん」を、それぞれ販売する。
同社ブランディング担当の柴田藍理さんは「今回のイベントも楽しんでもらえれば。まだ課題はあるが、多くの方々がmeedoの魅力を感じてくださり、地域のつながりが広がってきている。今後も地域とつながる場づくりを続けていきたい」と話す。
開催時間は14時~21時。