調布市を拠点に活動する一般市民吹奏楽団「調布さくらウインドオーケストラ」が1月25日、調布市グリーンホール(調布市小島町2)で第8回定期演奏会を開く。
10周年を迎えた同団は、調布市立調布中学校の卒業生らが2015(平成27)年4月に結成。以来、「地域に根ざし、吹奏楽の魅力をより多くの人に届けたい」という一貫した思いの下、ちょうふチャリティーウォークや市民文化祭音楽祭、地域の夏祭りなどで音色を響かせてきた。2020年の新型コロナウイルスの感染拡大により活動休止を余儀なくされ、楽団の存続が危ぶまれた時期もあったが、それらの困難を団員一丸となって乗り越え、現在は約60人のメンバーが所属する。
10周年を記念する演奏会のテーマは、第2次トランプ政権の発足で世界が注目する「アメリカ」。テクノロジーの発展や移民問題など、歴史の転換点を迎える今、吹奏楽を通してアメリカという国を表現しようと企画する。3部で構成するプログラムでは、アメリカの歴史や多様な宗教観、そして文化を音楽で表現する。
演奏プログラムは、聖アンソニーにちなんだ17世紀の聖歌を主題とする変奏曲「セント・アンソニー・ヴァリエーションズ」や、オリジナルステージの「さくらスペシャル2025」、パリの情景が浮かぶ「パリのアメリカ人」、聖地エルサレムの祈りと祝祭を描く名曲「エルサレム賛歌」などを予定する。
同団の由井真広さんは「活動休止などの困難な時期もあったが、団員みんなと協力して乗り越え、結成10周年の節目を迎えられたことを心からうれしく思う。毎年足を運んでくださる皆さまの存在が何よりの励み。今回はアメリカをテーマにした本格的な吹奏楽曲だけでなく、おなじみの曲が並ぶポップスステージも用意しているので、皆さまに楽しんでいただけるよう、笑顔で精いっぱい演奏したい」と話す。
14時30分開演。入場無料。定員は1200人(先着順)。