「調布野菜カレー」に夏野菜バージョン-5,000個限定で発売へ

「調布カレーの会」のメンバー。上段左から、石森光峰さん(37)、土方誠さん(37)、杉﨑武志さん(39・代表)、橋本裕治さん(37)、高橋慎二郎さん(31)。下段左から、斉藤修太郎さん(35)、田村元さん(32)、土方正人さん(33)、荒井俊一さん(28)。

「調布カレーの会」のメンバー。上段左から、石森光峰さん(37)、土方誠さん(37)、杉﨑武志さん(39・代表)、橋本裕治さん(37)、高橋慎二郎さん(31)。下段左から、斉藤修太郎さん(35)、田村元さん(32)、土方正人さん(33)、荒井俊一さん(28)。

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「調布カレーの会」(調布市国領町7、TEL 042-486-1585)は7月22日、第2弾となるレトルトパック「調布野菜カレー」を5,000個限定で発売する。

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 同商品は、昨年12月に発売して約1カ月半で5,000個を完売したカレーの夏野菜バージョン。JAマインズ調布地区に所属する28歳~39歳の若手農家が「調布カレーの会」を結成し、生産する野菜を持ち寄って、試食を重ねてレトルトカレーに仕立てた。

 トマト、ナス、キュウリ、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ニンニクの7種を使う同カレー。ナス、ジャガイモ、ニンジンは前回同様7グラム、キュウリは5グラムの大きさにカットして、野菜の存在感がある仕上がりで、前回より増量して1袋205グラムに。試作では、中身が溶けて皮だけが残ってしまったナスの形を残すことや青くささを感じさせないキュウリの量にこだわって作った。当たりはがきが同封されていた場合は、投函すると旬の調布産野菜5キロをプレゼントする企画も盛り込む。

 「商品づくりには苦労があるが、調布で作る野菜がおいしいということを皆さんに知ってもらいたい。子どもや学生など、調布の農業のことを知らない若い人にも知ってもらい、調布名物になれば」と期待を寄せる同会のメンバー。そのうちの1人、石森光峰さんは「カレーに限らず新しいことにチャレンジすることが大切。いままで家族でしか話し合ったことがなかったようなことも、この会でさまざまな人の意見を聞くことができる」と活動の効用を話す。代表の杉﨑武志さんは「夏野菜がおいしい9月までには、皆さんに購入していただきたい。ほかの地区でも、カレー以外のチームがもっともっと立ち上がれば」と同市農業の活性化に意欲をみせる。

 価格は1袋350円。マインズショップ(経済店舗)(西府支店、多磨支店、調布支店、神代支店、狛江支店)のほか、クイーンズ伊勢丹調布店(染地3)、ぬくもりステーション(布田1)、山田屋本店「お米館」(布田3)、白井米店(富士見町3))で販売する。7月22日・23日は、「JAマインズ 調布サウスゲートビル店」(小島町2)で生産者9人が交代で直接販売する予定。営業時間は9時~18時。

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