商業施設「フォレストスクエア仙川」(調布市仙川町3)が京王線仙川駅近くの甲州街道沿いに開業して、3月9日で3カ月がたった。
「京都焼肉 天壇1965 SENGAWA」店長の三坂祐司さん 店内天井には和風の飾り
不動産業を営むカワタケ(仙川町3)が「Co-Living(共に、暮らす)」をコンセプトに、地域の「新たな憩いの場」を目指し、昨年12月に開業した同施設。かつて雑木林だった土地の面影を残し、低層の建物に中庭を配した緑豊かな開放感ある空間に仕上げた。テナントは全18店。開業時には、多摩地区初出店や新業態に挑戦するカフェやレストラン、物販店など9店がオープンした。
3階の「京都焼肉 天壇1965 SENGAWA」は、京都・祇園発祥で昨年創業60周年を迎えた老舗「焼肉の名門 天壇」のグループ店。創業以来守り続ける牛骨ベースの「だしのようなタレ」で食べる独自の焼き肉スタイルが特徴。「脂の重さを抑えつつ、うまみを引き立てる」という「京都焼き肉」として幅広い世代から支持を集め、家族3世代で来店する常連客も多いという。
仙川店は、ややカジュアルで利用しやすい価格帯に設定した新ブランド「京都焼肉 天壇1965」の2号店。ファミリー層の多い仙川の街で、京都・祇園の本店同様、家族連れに親しまれる地域密着型の店を目指して出店した。三坂祐司店長は「予想以上に多くの家族連れに来店いただいている。60年前の創業時から目指してきた『3世代にわたり地域に根差す店』が実現しつつある」と話す。
1月21日には、カフェとコワーキングスペースを融合した「SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)」がオープン。1月30日には、野菜やトッピング、ドレッシングを選んで作るカスタムサラダ専門店「クリスプサラダワークス」、トリミングサービスや個室型ペットホテルを併設するペット専門店「DOG&CAT JOKER(ドッグ・アンド・キャット ジョーカー)」、ベッドのショールーム「フランスベッドギャラリー」がオープンした。
施設運営を担当する三越伊勢丹(新宿区)の坂田康平さんは「新しい発見や出会いを楽しめる店が順次オープンしたことで、日を追うごとにぎわいが増してきた」と3カ月を振り返る。今月には、新たにチョコレート専門店や雑貨店、来月にはスーパーマーケットも開業を予定している。
坂田さんは「フォレストスクエア仙川は館内で完結する商業施設ではなく、地域の皆さまと共に仙川の街の魅力を高めていくことを目指す拠点。街を盛り上げるピースの一つとして、より良い未来につながるにぎわいと交流を育んでいきたい」と話す。