調布の布多天神社(調布市調布ヶ丘1)で9月23日、例大祭が行われる。
毎年9月23日に行われる同祭は、上布田、下布田、小島3地区から集まったみこしに御神霊を移すための「みたまうつしの儀式」を行い、とび職による木遣りを先頭に、みこし大小9基、太鼓4基、山車3基、稚児行列が鳥居をくぐり、旧甲州街道を渡御(とぎょ)する。神楽殿では翁家和助一座による太神楽の奉納演芸も行われる。
また、同25日には例大祭大祭式で古式にのっとった神事が行われ、19時からは神楽殿で薪夜神楽が行われ、かがり火をたきながら奉納演芸が行われる。
みこしを担ぐ予定だという30代の女性は「調布に10年住んでいるが、祭りに参加したのは昨年が初めて。新参者だという気持ちがあったが、想像以上に温かく迎えてくれ、街に対する思いが強くなった。子どもたちにも受け継いでもらいたい」と話す。