調布の寄付文化の醸成を目標にした「ちょうふチャリティーウォーク2010」が9月26日、調布市内の住民と市内の企業・団体が協力し、開催される。

　3回目を迎える今年は、同市の観光案内所「ぬくもりステーション」や25日で放映を終えるNHKドラマ「ゲゲゲの女房」ドラマでも登場した深大寺など観光スポットを通るほか、マイクロソフトのオンラインサービス「windows　LIVE」の体験や高津装飾美術（調布市国領町1）でドラマや舞台で使用される小道具展示など各企業が趣向を凝らした体験ブースを展開する。スタート・ゴール地点のメーン会場・調布市役所前広場では飲食の出店のほか、市民団体による体験ブースも企画している。

　参加費（大人500円、中学生以下100円）は市内のボランティア団体を助成する「えんがわファンド」の原資となり、メーン会場では昨年度のえんがわファンドで助成を受けた団体の展示も行う。昨年は約27万円の寄付金が集まった。今年も事前申し込みがすでに400人を超えている。

　実行委員長を務めるマイクロソフトディベロップメントの南條勉さんは「徐々に市内の企業と市民の皆さんとの距離が近くなった気がする。来年はより多くの企業にも参加してもらい、調布名物になれば」と話す。

参加費は、大人＝500円、中学生以下＝100円。荒天の場合は中止。