京王多摩川駅近くの多摩川河川敷で10月23日・24日、さまざまな「ものづくりびと」が集うイベント「もみじ市」が開催される。
主催は、出版・ウェブコンテンツ企画・編集やイベント・店舗プロデュースを行う「手紙社」(調布市西つつじヶ丘4)のメンバーを中心に、有志が結成した「もみじ市実行委員会」。2006年に何か面白いことをしたいと集まったメンバーたちが「仲間と楽しいことをしよう」と声を掛けかけ合い、調布市仙川にある崖線の緑を生かした貸しスペース「森のテラス」(調布市若葉町1)を会場に、約15組の作家を集めて開催。初回は2日間で600人の集客だったが、会場を移し、回を重ねるごとに来場者を増やし、昨年は約2万人を動員した。今年は「パレード もみじ市が街にやってきた!」をテーマに、調布市内の河川敷に会場を移して開催する。
内容は、型染めと注染作家「kata kata」や陶芸家小谷田潤さん、アイリッシュハープとアコースティックギターのユニット「ティコムーン」など同イベントでなじみのアーティストのほか、無農薬野菜を提供する立川の鈴木農園や北海道のカフェ「森彦」、絵本作家でイラストレーターの「tupera tupera」などクラフト、写真、イラスト、文具、パン・お菓子などの飲食や音楽など100組を越えるさまざまなジャンルの作り手が販売やワークショップなどを繰り広げる。
実行委員で手紙社のわたなべようこさんは「サーカスが街にやってくるように、『今年ももみじ市がこの街にやってきた』と楽しんでもらいたいという思いから、このテーマに決めた。もみじ市のパレードに、みなさんも参加してもらえるとうれしい」と話す。
開催時間は、23日=11時~16時、24日=10時30分~15時30分。雨天中止。中止の場合、当日7時にホームページで告知する。