JAXA調布航空宇宙センターで体験キャンプ-オリジナル航空路づくりに挑戦

興味深く話を聞く「ホンモノ体験 調布エアロスペースキャンプ2011 CASC-1~未来の飛行機の航空路を引こう~」参加者の様子

興味深く話を聞く「ホンモノ体験 調布エアロスペースキャンプ2011 CASC-1~未来の飛行機の航空路を引こう~」参加者の様子

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 JAXA調布航空宇宙センター(調布市深大寺東町7)で1月6日・7日、子どもたちを対象にした「ホンモノ体験 調布エアロスペースキャンプ2011 CASC-1~未来の飛行機の航空路を引こう~」が行われている。

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 同イベントは、全国から応募によって集まった小学4年生から中学2年生20人が、実際の実験現場を見学したり研究者から講義を受けたりして「本物」を体験するキャンプ。今回は航空100年を記念して、航空機や超音速機の研究・開発・安全性の向上を行う同センターで2日間にわたり開催する。

 昨日は展示室・YS-11コックピット・風洞設備などの施設を見学し、超音速機や極超音速機などの未来の飛行機について話を聞いた。2日目は同センター飛行場分室へ移動し、航空路について講義を受けた後、オリジナルの航空路づくりに挑戦する。さらにミッション報告会や実験用航空機見学などを行い、修了証を授与される予定。

 調布から参加した女児(小4)は「YS-11コックピットに座ったらたくさんのボタンや計器があり、パイロットはこんなにたくさんの操作を覚えたと知ってびっくりした」と感想を話した。

 宇宙教育センターの小島俊介さんは「このキャンプが子どもたちの好奇心や冒険心に火をつけて、もの作りなど匠の心を知ってもらう機会になればうれしい。空や宇宙といった広い視点をもって考え行動する人間になるような青少年の育成をこれからも続けたい」と話す。次回は3月、相模原キャンパスで開催予定。

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