調布市グリーンホール(調布市小島町2、TEL 042-481-7611)、調布市文化会館たづくり(小島町2、TEL 042-441-6111)の2カ所で11月29日、「こども芸能体験ひろば」が開催される。
今年で4回目を迎える同イベントは、小学生以上の子どもを対象に芸能実演家らが日本の伝統芸能を無料で直接指導するもの。多摩地域限定。主催は東京都、東京都歴史文化財団、こども芸能体験ひろば実行委員会。
用意する体験できるプログラムは「日本舞踊」「ロックンロール」「紙切り」「アクション」「三味線」「落語」の6種目。講師を務めるのは日本舞踏協会、日本音楽家ユニオン、落語芸術協会などに所属する芸能実演家。イベント開催に先駆けてワークショップが10月5日~11月15日、8回行われた。
同実行委員会に名を連ねる「調布こども劇場」の事務局長・西村久子さんは「子どもたちが日本の伝統芸能に触れ合う場を設けるのが目的。ワークショップはどれもほぼ満員だった。参加した子どもたちはみんなイキイキして積極的に体験していた」と振り返る。
同イベントは、午前中の体験プログラムと午後の鑑賞プログラムの2部構成。体験プログラムは事前申し込みが必要。午後の鑑賞プログラムは午前の体験プログラムで講師を務める芸能実演家が出演し、落語や三味線などを披露する。事前申し込みは不要。場所は調布市グリーンホール。先着1,300人。14時30分開演(120分間)。
体験プログラムの申し込みに関する問い合わせは、日本芸能実演家団体協議会(芸団協)内同事務局(TEL 03-5909-3060)まで。