調布市役所前広場(調布市小島町2)で4月29日・30日、東日本大震災復興支援のチャリティーイベント「ちょうふ・絆・ぬくもり」が開催される。
同イベントは、3月の計画停電の影響で時短営業を余儀なくされ、自粛ムードに拍車が掛かるなど産業の経済低下が懸念されていたことから、東日本大震災の被災地復興支援と市内産業の活力向上を目的に同市が企画。売上金の一部は日本赤十字社を通して募金する。
両日、「調布の絆を深め、被災地の方々へ『ぬくもり』を届けましょう」を合言葉に、市内に工場を持つホッピービバレッジ(港区)や榮太樓總本鋪(仙川町2)をはじめ、飲食店を中心に27店が参加し、名産品や物産品を販売する。出店する「鬼太郎茶屋」(深大寺元町5)では、鬼太郎グッズなどを販売する予定。会場内ではそのほかにも野菜のトラックセールやチャリティーイベントを企画している。
同イベントに出店する、中華麺やギョーザの皮などを製造するラスター食糧(小島町3)の新飼さんは「ささやかな活動ではあるが、私たちに今できることを精いっぱいやらせてもらおうと思う。1円でも多くの義援金を送りたいので、声を掛け合って一人でも多くの方に足を運んでいただきたい」と話す。
開催時間は10時~16時。