7月1日、調布市観光案内所「ぬくもりステーション」(調布市布田1)がリニューアルし、FC東京グッズの取り扱いを始め、東日本大震災の復興支援コーナーを設けたほか、七夕に合わせた打ち水キャンペーンや市内のお祭り開催時には浴衣で接客を行うことになった。
同観光案内所では、1周年を迎えた5月に同市名誉市民の水木しげるさんのサイン色紙などのチャリティーオークションを行ったほか、ドラマで使用された小道具を使って水木しげるさんの仕事場を再現するなどの企画を行った。
今回は同案内所のレイアウトを大幅に変更し、さらに「味の素スタジアム」を本拠地とする「FC東京」のグッズ50品目以上を販売するほか、東日本大震災後に調布市職員が復興支援の拠点として活動した岩手県遠野市の資料や、津波で被害を受けた宮城県石巻市の石ノ森萬画館と提携し、石ノ森章太郎さんのグッズを復興支援販売するなどの新コーナーを設けた。
併せて、市内の観光案内所として七夕などの季節に合わせたイベントを行うほか、お祭りなどのイベント開催時にはスタッフが浴衣を着用し、FC東京の試合がある日には応援用のタオルマフラーを巻いて観光案内を行う、などの取り組みも行う。
同案内所周辺4カ所でイベントが行われた7月3日には、新しくなった案内所に多くの観光客が訪れた。FC東京のグッズがあることに気付いた女性は「FC東京のサポーターをしていてもなかなかグッズを買うことができなかったが、駅から近くて市内のイベント情報もわかるこの観光案内所で買えるのはうれしい。これからも時々通ってみたい」と話す。
営業時間は10時~19時。第4月曜定休(祝日は営業)。