調布・仙川の白百合女子大学で12月1日、クリスマスイベント「アドヴェントの集い」が行われ、中庭のヒマラヤ杉にクリスマス・イルミネーションが点灯した。
点灯式の「アドヴェントの集い」の聖歌隊のみなさん(関連画像)
6年前より毎年開催している同イベントは、クリスマスに先立つ4週間の始まりを祝うイベント。イルミネーションを点灯したヒマラヤ杉は同校の創立時からあるもので、推定樹齢は約300年。高さは約16メートル。801個の電球がともされたクリスマス・イルミネーションは、12月25日までの16時30分から20時まで、平日は毎日点灯する。
イベントの演出に使ったのは、同校の学生と職員とで結成された団体「学生エコ・サポーター」が作った「エコ・キャンドル」。カフェテリアで廃棄されたドリンクカップに、学食の厨房や近隣の飲食店の廃油を活用し、約500個を手作りした。
宗教科研究室助手の山口菜見子さんは「毎年クリスマス・ミサには卒業生や近隣の方など、たくさんの方が集い、聖歌隊と共にクリスマスソングを歌う。ステンドグラスやクリスマスツリーも見に、ぜひお越しいただければ」と話す。
同校では他にもクリスマスイベントとして、「クリスマス・チャリティー・コンサート2011」(17日14時~、会場=チャペル)、「出張ステージ クリスマスコンサート ~聖夜の贈り物~」(17日16時~、同=11号館クララホール)、「クリスマス・ミサ」(24日19時~、同=チャペル)。全て入場無料で、一般入場が可能。