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調布・布多天神社でライトアップイベント-プロ照明デザイナーによる幻想の世界

布多天神社ライトアップのリハーサル時の様子

布多天神社ライトアップのリハーサル時の様子

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 調布の布多天神社(調布市調布ヶ丘1)で12月23日、鳥居の耐震工事完了と新しい参道のお披露目に合わせ、プロの照明デザイナーによるライトアップイベントが開催される。

耐震工事中の布多天神社の鳥居(関連画像)

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 矢野大輔さんが代表を務めるyanopic.(ヤノピック)が主催する同イベント。矢野さんは武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業後、「六本木ヒルズ」「コンラッド東京」など数多くの施設の照明を手掛ける「ライティング プランナーズ アソシエーツ」(渋谷区)に勤務。2005年~2010年には表参道で近隣のショップと連携し、学生と協力して「キャンドルナイト@表参道」も実施した。

 現在はフリーの照明デザイナーとして活動している矢野さんが調布に関心を持つようになったのは、調布に住むようになったのがきっかけ。「自分が持っている技術を街のために生かしたい」との思いから、昨年の12月には調布駅近隣の10店舗で「調布キャンドルナイト」を実施。イベントで生まれた人脈により同神社でのライトアップが実現した。

 当日は約150個のキャンドルで本殿と御神木を照らすほか、LED照明器具14台を使い鳥居のライトアップを演出する。同神社では、今年、手水舎の新設や東西に延びる新しい参道の設置に加え、1924(大正13)年に建設された鳥居の耐震工事が実施され、そのお披露目も兼ねるイベントとなる。

 「キャンドルとLED照明による繊細な光の世界、いつもとは少し違う幻想的な布多天神社を感じてほしい」と矢野さん。宮司の野澤康次郎さんは「都市化が進む調布で、神社を『心がほっとする』場にしていきたい。今までは気付かなかった布多天神社の魅力を楽しんでいただければ」と話す。

 開催時間は16時ごろ~20時ごろ。雨天中止。

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