調布市仙川の商店街「ハーモニータウンせんがわ」で1月23日、桐朋学園芸術短期大学(調布市若葉町1)芸術科ステージ・クリエイト専攻の卒業制作公演PRイベントが行われる。
同イベントは2月12日~15日、調布市せんがわ劇場で公演する「青木さん家の奥さん」の広報活動として、同商店街でテレビロケに見立て芝居を行うもの。当日は、「酒屋さん(キャスト)」が配達しなければならない「青木さん家の『奥さん』」を探すため、商店街の人々に聞き回り、インタビューを交えながら約1時間アドリブで芝居を繰り広げる。撮影スタッフ役は「撮影中です」という看板を付け、通りすがりの人へもアピールするという。
同専攻の久保田実希さんは「企画、構成など学生たちで一から考え、商店街の方と打ち合わせを繰り返し、試行錯誤を重ねてきた。このイベントでまずは身近な商店街の方々に『青木さん家の奥さん』の面白さを知ってほしい。また、せんがわ劇場の宣伝も兼ねて幅広く発信できれば」と話す。
同公演は南河内万歳一座主宰・内藤裕敬さん作の演目で、舞台・テレビ化されるなど人気の高い作品。大筋のシナリオ以外はキャストのアドリブという脚本を、同専攻4期卒業生が企画段階から舞台を作り上げている。
PRイベントの開催時間は15時~16時。同公演料金は、前売り=1,500円、当日=2,000円。全席自由席。予約・問い合わせは同大学(TEL 03-3300-2078)まで。