「抱っこひも・おんぶひも」-調布・仙川で商品開発プロジェクト始動

cocociの代表でプロジェクトを運営している市川望美さん(写真右)とプロジェクトを運営している山本弥和さん。手に持ってるのがベビーブームキャリア

cocociの代表でプロジェクトを運営している市川望美さん(写真右)とプロジェクトを運営している山本弥和さん。手に持ってるのがベビーブームキャリア

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 調布・仙川駅近くの「“cococi” Coworking Space(ココチ・コワーキング・スペース)」(調布市仙川町1、TEL 050-5539-3532)で4月、「抱っこひも・おんぶひも 商品開発プロジェクト」がスタートした。

座談会の様子

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 昨年11月に同スペースで、抱っこひも・おんぶひもの専門店「あかちゃんといっしょ」(世田谷区豪徳寺1)のオリジナル商品「ベビーブーム キャリア」の使用感に関する座談会を、育児中の市民10人を集め行ったのが同プロジェクト立ち上げのきっかけ。

 3月8日からプロジェクト・メンバーを募集し、同スペースと提携する「ミシンカフェ&ラウンジ nico(ニコ)」(世田谷祖師ヶ谷7)やパーソナル・スタイリストのみなみ佳奈さんの協力を得ながら、1年をかけ商品やサービスの開発を行う。

 現在開発中の商品は、抱っこひも・おんぶひもをしまう専用のバッグ。座談会で集まった機能やデザインに関する声を基に、韓国の工場でサンプルの制作が進んでいる。次回の座談会ではサンプルを見ながら意見を出し合い、商品化が決まる予定。

 今後は同ミシンカフェがプロデュースする、抱っこひも・おんぶひものカスタム商品の企画や、商品化され販売が決まった商品のプロモーション企画などを行っていく予定。

 同プロジェクトを運営する市川望美さんは「モノがあふれる中で「たった一つだけのものをつくりたい。本当に欲しいものを作りたい」というニーズに応える商品やサービスを生み出すプロジェクト。暮らしの中から生まれる感覚をものづくりに生かしていければ」と話す。

 プロジェクト・メンバーは現在も募集中。参加条件は現在0~2歳の子どもを育児中の人で、ブログやツイッターのアカウントが必要となる。同プロジェクトの次回座談会は4月24日10時30分から同スペースで開催予定。参加者には500円の図書カードを進呈。詳細はホームページで確認できる。

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