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狛江の老舗酒屋が地酒イベント 蔵元を招き、利き酒体験も

「第140回狛江でおいしい地酒を楽しむ会」を主催する籠屋 秋元酒店の横山店長

「第140回狛江でおいしい地酒を楽しむ会」を主催する籠屋 秋元酒店の横山店長

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 狛江駅前の狛江エコルマホール(狛江市元和泉1)で3月27日、「第140回狛江でおいしい地酒を楽しむ会」が開催される。

出品する達磨正宗3年古酒

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 1902(明治35)年創業の酒販店「籠屋 秋元酒店」(狛江市駒井町3、TEL 03-3480-8931)が主催する同イベント。店のスタッフが全国の酒造を回り、厳選した酒や手に入りにくい銘柄を多く取りそろえる同店が、1993年に同イベントをスタートし、20年以上続けている。同エコルマホールのほか、店舗敷地内や都内ホテルなど場所を変えて年に6回ほど開催する。

 今回のテーマは「濃醇&爽快 味の幅を楽しむ会」。日本酒と焼酎あわせて40種類ほどを味わう2部構成。1部では初の試みとして利き酒体験ができる試飲会を行う。酒の色や香りを確かめた後、1~2ミリリットルほどを口に含み、舌に行き渡らせ3秒ほどで吐器に出し、味の品質を確かめていく。2部では「おいしい地酒を楽しむ会」として、立食形式で刺身や煮物、中華などの料理と共に酒を提供する。

 出品酒は、日本酒は達磨正宗3年古酒、願人、都美人、澤の花、日高見など、焼酎は晴耕雨読、天狗桜、長雲、有泉、情け嶋など、どちらも20種類以上を用意。ゲスト蔵元として、日本酒「〆張鶴」の宮尾酒造(新潟)、芋焼酎「海」「くじら」の大海酒造(鹿児島)、麦焼酎「釈云麦」の西吉田酒造(福岡)が参加者に直接飲み方などをレクチャーする。

 店長の横山太一さんは「今までにさまざまなテーマでイベントを行ってきたが、今回は原点に返って味の幅や違いを知っていただきたい。好みを決めるだけでなく、温度の違いによる味の変化を感じてもらい、合う料理を探すなど、楽しみ方の幅を広げるきっかけになれば」と話す。次回は5月22日を予定する。

 開催時間は1部=14時~15時45分、2部=17時~19時で、会費は、1部=500円、2部=2,500円。1部・2部ともに定員150人(2部は定員に達し受付終了)。

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