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調布・品川通りにイタリアン新店 生パスタと伊直送たる生ワイン提供

「イワシのカサレッチェ 香草パン粉かけ」 カサレッチェは断面がS字にひねられたショートパスタ

「イワシのカサレッチェ 香草パン粉かけ」 カサレッチェは断面がS字にひねられたショートパスタ

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 調布・品川通り沿いに2月7日、イタリアン店「TRATTORIA Timo(トラットリア ティモ)」(調布市布田3、TEL 042-444-2331)がオープンした。

石森シェフとスタッフ。吹き抜けの天井とガラスを多用した開放感あふれる店内で

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 ホテルニューオータニのイタリアンダイニングで6年間料理人として腕を磨いたオーナーシェフの石森博之さん。その後も料理長としてバルやビストロ、ピッツェリアなどでも経験を積み重ねてきた。駅周辺の開発が進む同市だが、飲食店はまだ少ないため、出身地である地元を盛り上げていきたいと同店をオープンした。

 品川通りに面したガラス張りの外観が目を引く同店。白を基調とした明るい店内は、長野から取り寄せた木目の美しい古材を壁面に使いナチュラルで開放的な雰囲気を演出する。ベビーカーや車いすでも入店しやすいよう、入り口のスロープはゆるやかにし、トイレもバリアフリー設計を採用した。店舗面積は約40坪、席数は50席でファミリーや会社員など幅広い客層をターゲットにする。

 同店は「ちょうど良いイタリアン」をコンセプトに、生パスタをメインに据え、季節の魚や野菜をシンプルに調理する日本人に合わせたメニューをそろえる。生パスタは、ブレンドした2種類のセモリナ粉と硬水を使い、添加物は一切使わずパスタ本来の味わいを売りにする。アルコールメニューは、都内でもたるで仕入れる店は少ないというイタリア直送のたる生ワインを提供し、イタリア人のように食事を楽しめる店を目指す。

 店名の「Timo」はイタリア語でハーブの「タイム」を意味し、イタリアンにとって大切な香りに英語の「Time」も掛け合わせて、大切な食事の時間を同店で過ごしてもらいたいとの思いから名付けたという。

 メニューは、前菜には「パルマ産生ハム 切り落とし」(700円)、「焼きサバとジャガイモのリエット」(580円)などを用意。パスタは、ショートパスタを使った「イワシのカサレッチェ 香草パン粉かけ」(1,390円)や「濃厚ウニとクレソンのトマトクリーム」(1,720円)、「牛肉ラグーとホワイトソースのラザーニャ」(1,350円)など、約15種類のパスタを提供する。メインディッシュには「茨城県美明豚(びめいとん) 骨付きロースのグリル」(2,300円)、「ホタテのグリル ハーブ香る 白ワインバターソース」(1,350円)、などを提供する。ドリンクは、「生ワイングラス(赤・白)」(550円)、「ハートランド生ビール」(550円)などのほか、ボトルワインは40種類以上を用意する(以上、税別)。

 ランチは、「パニーニランチ=1,000円」(限定10食)、「日替わりパスタランチ=1,200円」(2種類)、「ラザニアランチ=1,500円」(限定10食)を提供する。全てサラダ、自家製フォカッチャ、デザート、ドリンク付き。

 石森さんのホテルニューオータニ時代からの同僚という、店長の角濱亮さんは「この辺りは調布駅に近くキャパシティーのある場所だが、まだまだ洋食業態は少ない。洋食でありつつ本格的なイタリアンやワインも楽しめる使い勝手の良い店として、幅広い層のお客さまに来店していただきたい。これから開発される調布に人の流れを作っていければ」と話す。

 営業時間は、平日ランチタイム=11時~14時、ディナータイム=17時~23時。土曜・日曜・祝日=11時~22時。月曜定休、火曜ランチのみ定休。

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