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調布・つつじヶ丘にライブバー 80年代のライブ小屋目指しレコード鑑賞や映画上映も

エメラルドグリーンが目を引く「Live&Bar Bless」の外観

エメラルドグリーンが目を引く「Live&Bar Bless」の外観

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 調布のつつじヶ丘駅近くに2月1日、仙川の「livebar Ding Dong」が「Live&Bar Bless」(調布市東つつじヶ丘1、TEL 03-5879-7897)として移転オープンした。

オーナーのChangieさんとYUKIEさん

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 長年舞台音楽などの作曲活動をしていたオーナーのChangie(チャンジー)さんが10年ほど前、隣街の仙川で芝居稽古場・貸しスタジオ「atelier Ding Dong」を始め、オリジナルの演劇公演などを行う傍ら、調布FMの番組「半地下 Dong」のパーソナリティーを務めてアトリエから放送するなど、多様な活動を展開。その後30年ぶりに行った50歳記念ライブをきっかけに、ライブバーとしてのニーズが増えたため、より多くの客が立ち寄れるつつじヶ丘駅近くに音楽に特化した店として移転オープンすることとなった。

 同店ではライブのジャンルは限定せず、Changieさんが青春時代に過ごしたような、演者と小屋が一体になってつくり上げるライブ、ステージに立つ人と見る人でつくり上げる空間を目指す。店内には、オーナーが子どものころから集めてきたというレコード1000枚以上が置かれ、ライブのない日はロック、クラシック、ポップスなどあらゆるジャンルの中から「アナログの音質を楽しんでもらいたい」と話すほか、シャンソン教室なども開催。月1回は自主制作映画も上映し、「映画のまち調布」の若い制作者が発表できる場を提供する。

 店舗面積は約15坪、最大30席を用意。エメラルドグリーンを基調とした内装は、舞台に携わってきたオーナーが知人に手伝ってもらい作り上げた。メニューは飲み物のみで、ビール、焼酎・ウイスキー・梅酒・ワイン・ソフトドリンク(以上500円)、シーバスリーガル・世界のビール(以上800円)などのほか、ウオッカ、ジン、カクテル各種などを用意する。

 Chengieさんは「好きな音楽や映像だけを効率よく取り入れるのでなく、偶然の出会い、新しい出会いを大切にして、日常的に音楽を楽しんでもらいたい。この店が偶然の出会いの場となり、調布近辺の若いミュージシャンや映像制作者が店と一緒に育ってくれたら」話す。

 営業時間は19時~翌1時。

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