調布で高校生フィルムコンテスト-最優秀賞に明大付属明治高校

表彰式の様子

表彰式の様子

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 調布市内の高校に在学する生徒が撮影したショートフィルムによるコンテスト「調布市高校生フィルムコンテスト」が11月12日、くすのきホール(調布市小島町2)で開催された。

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 市内高校の学園祭で上映された作品など全5作品を映画関係者が審査し、同会場で上映。最優秀作品が選ばれた。審査員は市内に角川大映撮影所(調布市多摩川6)を持つ角川映画(千代田区)関連の映画監督、映画関係者や市長が務めた。

 同コンテスト開催に先立ち日活芸術学院(染地2)で7月、高校生向けの撮影のためワークショップを開き、プロによる撮影方法を指導した。

 審査当日の会場には応募した高校生グループのほか、市民や映画関係者約150人が集まり、高校生の力作を大画面で楽しんだ。上映作品は、都立南高校2作品、都立北高校、明治大学付属高校、桐朋女子高校各1作品の計5作品。上映後の講評では、「せかいのおわり」(2004年)などを監督した風間志織さんが「映画を楽しみ、妥協せずに今後も映画と向き合ってほしい」とコメントした。

 審査の結果、最優秀賞・技術賞は「覚めたくない夢」(明治大学付属明治高校)が選ばれた。同校映画技術部の生徒は「とてもうれしい。部員3人で頑張った甲斐があった。今日いただいたアドバイスを参考にこれからも映画を撮り、また来年出品したい」と来年への意欲をみせた。そのほかの受賞は、企画賞=「PELUCHE(プリュシュ)」(桐朋女子高校)、演出賞=「Everlasting Memory」(都立調布南高校)。

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