狛江の松原交差点近くに8月8日、洋菓子店「パティスリーアノ-」(狛江市和泉本町3、TEL 03-5761-8850)がオープンした。
左手前から時計回りで狛江コルネ「コマネ」(180円)、焼きドーナツ「キャプテンドーナツ」(200円)、シュークリーム「アノでシュー」(180円)。
2008年にオープンした宿河原店(川崎市)に続く2号店となる同店。オーナーシェフの宮下哲次さん(35歳)が偶然狛江市内を車で通り、Uターンしようと停車した場所が同店前。テナント募集の貼り紙を目にしたことをきっかけに2号店出店を決めた。スタッフは現在約8人で、平均年齢は25歳。活気のある店を目指し、笑顔で元気ある接客を目指している。
店舗面積は68坪。3つのショーケースには常時約30種類のケーキやマカロン、焼き菓子を並べる。同店オリジナルの狛江コルネ「コマネ」(180円)やマカロン生地を塗ったシュー皮のシュークリーム「アノでシュー」(180円)、「ショートケーキ」(330円)、トッピングされたライムを搾って手で食べるライムクリームとミルクチョコのタルト「タルトシトロンヴェール」(350円)、カスタードプリンの「狛ええプリン」(250円)などのほか、化粧品をイメージし一つずつ箱に入れたマカロン「アノロン」(10種、各180円)やフランス郷土菓子約35種などを用意する。同店オリジナルの焼きドーナツ「キャプテンドーナツ」(200円、5つ入りボックス=1,200円)を全面に並べたショーケースは今後、「キャプテンと息子」をテーマにディスプレーし、物語を展開していくという。
宮下さんは「オープン2日間で約2000人のお客さまにお越しいただいた。暑い日にもかかわらず、最大180人の行列ができ、心から感謝している。店名である『アノー』はフランス語で輪を意味する言葉。お菓子を通じて地域に輪を広げ、フランスのケーキ店のように気軽にコンビニ感覚で利用してもらい、お客さまの生活に密着した店になれば。人を笑顔にさせるケーキと笑顔で接客することをモットーに地域に根付いていきたい」と話す。
9月15日~17日、22日・23日にはキャンペーンも実施。来店者1人につき1つ、焼き立ての「キャプテンドーナツ」を進呈する。
営業時間は10時~20時。