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調布・品川通り沿いにカフェ-30品目の食材で野菜ランチなど

ランチメニュー「ハンバーグのミートソースグラタン」(980円)。サラダ2品と日替わり小鉢が付き、コーヒーか紅茶を選ぶことができる。

ランチメニュー「ハンバーグのミートソースグラタン」(980円)。サラダ2品と日替わり小鉢が付き、コーヒーか紅茶を選ぶことができる。

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 調布市立第二小学校近くの品川通り沿いに3月1日、「Cafe Kitchen 加菜(かな)」(国領町7)がオープンした。

「居心地の良いお店にしていきたい」と話すオーナーの柳沢 香苗さん(右)と娘の久代さん(左)

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 店舗面積は約7坪で、13席を用意。店を切り盛りする柳沢香苗(かなえ)さんは、製薬会社に務めていたが、夢であった漫画家を目指すため退職。漫画家のアシスタントを掛け持ちして忙しい毎日を過ごす中、料理が得意だった柳沢さんの腕が評判を呼び、アシスタント兼食事係として約30年間作家たちを影で支えてきた。その後、銀行の食堂に2年ほど勤め、独立・出店した。

 メニューは、サラダと飲み物が付くランチメニューが中心。「本日の日替わりランチ」(980円)は、毎日内容を変えながらも約30品目の野菜食材を使い提供する。「ハンバーグのミートソースグラタン」(980円)や「昔なつかしナポリタン」(980円)、「タイ風チキングリーンカレー」(900円、金曜・土曜・日曜限定)や「本日のスープセット」(650円)などのメニューも用意。デザートは「バニラアイス」(200円)のほか、日替わりで「本日のデザート」(400円)を提供している。

 「人間は健康が一番。近所の方に野菜をいっぱい食べてもらえるお店にしたい」と話す柳沢さん。岩手県大槌町出身で、現在は調布・染地に在住。2年前震災時に親戚が被災し、自身も病を患った経験から開店を決意したという。店名は、自分の名前と野菜を少しでも多くとってほしいという願いから付けた。オープンから柳沢さんと一緒に働く娘の久代さんは「閉店後、夜間に調理専門学校で学んでいる。今はランチ中心だが、いずれ夜においしいお酒と料理を出すお店にもできれば」と話す。

 営業時間は9時~16時30分。月曜定休。

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