調布青年会議所、寸劇を通して防災イベント-市内3カ所で

寸劇に使用するトラック

寸劇に使用するトラック

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 調布青年会議所は9月13日に、調布市内3カ所で「ヒトを救えるのはヒトです」をテーマに寸劇を通して防災を訴えるイベントを行う。

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 同所は、毎年秋に「救急防災フェアー」と称し、市内小学校で小学生を対象にはしご車や地震体験ができる救命救急の講習会を開催していたが、今年は人が集まる調布駅、仙川駅、深大寺山門横で防犯用の笛1,230個を無料配布する。

 調布駅と深大寺山門横では、劇団21世紀FOX(調布市佐須町1)による寸劇を行う。内容は、「声がけ」の大切さ、自助、共助の重要性を訴え、多くの人に伝わりやすい方法を考慮したもの。調布駅では、横開きのトラックの荷台をステージに見立て、人目を引く演出を企画している。

 同所の指導力委員会副委員長の加藤雄一さんは「自助や共助という言葉は普段は使わない言葉。その言葉を多くの人に知ってもらうために、パフォーマンスを通して訴えていきたい。寸劇は、震災をイメージさせずに『声がけ』というキーワードを連呼させたものに仕上がっている。『ご近所戦隊 声かけルンジャー』をどうぞよろしく」と話す。

無料配布する防犯用の笛は、普段の防犯に使用できるだけでなく、地震で埋もれてしまった際に生存を知らせることができるという。

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