調布・神代植物公園で「椿まつり」-講演会やクイズラリーも

同公園で見いだされた品種で、ここでしか見られない「神代都鳥」。江戸椿の名花「都鳥」に似ているが、「都鳥」の花弁が白色なのに対して「神代都鳥」は淡紅色である。

同公園で見いだされた品種で、ここでしか見られない「神代都鳥」。江戸椿の名花「都鳥」に似ているが、「都鳥」の花弁が白色なのに対して「神代都鳥」は淡紅色である。

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 都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で3月15日から、ツバキにちなんだ講演会やクイズラリーなどを楽しめる「椿まつり」が行われる。

昨年の「園長と共につばき・さざんか園を歩こう」の様子

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 同園の「つばき・さざんか園」には、江戸ツバキ・関西産のツバキ・肥後椿・中部産のツバキなど古くから伝わるツバキを中心に約260品種約650本が植えられている。16日は職員がツバキを案内して回るガイドツアー「園内つばき巡り」を行う。

 同園内の植物会館展示室では18日~23日、鉢植えを中心とした新種ツバキ・希少ツバキ・江戸ツバキ・洋種ツバキ、ツバキの盆栽、切り花、ボタニカルアートなどを展示する「つばき展」を開催する。

 23日は日本ツバキ協会会員を講師に迎え、江戸時代から伝わるツバキの古典品種を解説する「つばき講演会『江戸椿について』」を行う。

 期間中、正門と深大寺門にある窓口で「神代植物公園探検隊クイズラリー『変わり葉つばきを探そう!』」の用紙を配布。つばき園を見学しながらクイズに挑戦して解答用紙を提出すると、正解の解説書と「つばきのクリアファイル」が進呈される。

 同園担当者は「園内ではツバキのほかに、ウメや寒ザクラなど咲いている。これから春の花でにぎわう季節になるので、家族そろって公園で楽しく過ごしてほしい」と話す。

 開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園料は、一般500円ほか。小学生以下無料。椿まつりは今月23日まで。ガイドツアーの定員は30人(先着順)。講演会は定員40人。共に開催時間は13時30分~15時。参加費は入園料のみ。クイズラリーは4月6日まで。

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