調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)1階展示室で4月5日から、「中川平一風景画展調布を描いて50年」が開かれる。
中川さんは1939(昭和14)年、新宿生まれで、1945(昭和20)年から調布市在住。市内の小学校で美術教師として勤めながら、出勤前の早朝や夕方、休日などを利用して街の姿を描き続けてきた。スケッチブックに風景を描く中川さんの姿は多くの市民に親しまれている。また、2005年から10年間、アカデミー愛とぴあ(小島町2)作成の「調布カレンダー」に中川さんの作品が使用された。同館ではこれまで、40年目となる2004年と45年目の2009年の2回にわたり、画展を開催。今回は50年の集大成となる。
同展は作品の展示とともに、スライドで作品紹介をしながら中川さん自身が創作への思いを語る「中川平一講演会」を開催するほか、「ペン淡彩画教室」も開く。
主催する同市文化・コミュニティ振興財団の白勢さんは「変わりゆく調布の街の風景と皆さまの思い出を重ねながら中川さんの作品をお楽しみいただければ」と話す。
開催時間は10時~18時。4月21日・22日休館。5月25日まで。講演会は4月13日。開催時間は14時~15時30分。参加無料。当日先着順。ペン淡彩画教室は4月27日・5月11日の2回。開催時間は10時~11時50分。参加無料(別途、材料費700円)。定員は各25人。事前申込制。