調布市をホームタウンとするJリーグチーム「FC東京」でプレーし、現在は外国人初のJFAアンバサダーを務めるアマラオさん(41)のドキュメンタリー映画「KING OF TOKYO O FILME」が10月11日から、公開される。
アマラオさんは1992年、旧JFLに所属していた「東京ガスフットボールクラブ」に招かれブラジルから来日。フォワードとして活躍すると1998年にチームが優勝、翌1999年にプロクラブ化した「FC東京」でもJ2リーグ3位になりJ1昇格への原動力となった。2003年にFC東京を退団した後も、J2の「湘南ベルマーレ」やJFLの「FCホリコシ」(現「アルテ高崎」)に所属し、昨年4月の現役引退までプロサッカー選手として活躍した。特に、FC東京時代にはサポーターから「キング・オブ・トーキョー」と呼ばれ、いまでも多くのサッカーファンに愛されている。
同作品では、ブラジル時代の思い出や、日本のチームで活躍した姿、そしてブラジルと日本で始動したサッカー選手を育成するプロジェクトなどについて、数々の記録映像と彼自身の証言を交えながら紹介する。作品中には川淵三郎Jリーグ初代チェアマンや村林裕FC東京社長、原博実元監督のほか、チームメイトだった藤山竜仁選手や佐藤由紀彦選手、友人のラモス瑠偉さんなどが友情出演している。
上映期間は、今月17日まで=渋谷シネパレス(渋谷区)、18日~24日=吉祥寺バウスシアター(武蔵野市)、25日~31日=TOHOシネマズ府中。10月11日・18日の上映前に、アマラオさんと太田綾花監督が舞台あいさつを行う。