調布・深大寺に9月1日、市民農園「調布深大寺『内野体験農園』(調布市深大寺東町3)がオープンする。運営は土地オーナーである内野長治さんが行い、運営支援を首都圏を中心に市民農園事業を手掛ける「アグリメディア」(東京都新宿区西新宿6)が行う。
2011年設立の同社は、相続税の納税猶予の適用を受けていたり、相続で簡単に転用できない農地を引き受けたが自身で運営や管理したりすることができない地主が増えていることを背景に、この3年間で約20カ所の市民農園事業を展開している。
同農園は、農園利用方式に基づく体験型の農園で広さは、約600平方メートル。うち体験スペースは約400平方メートル。敷地内には休憩所も設ける。栽培に必要な農具や種苗、資材、肥料などはすべて園主が用意し、利用者は長靴のみの持参で農業が楽しめるほか、定期的に育て方指導の講習会なども開くという。
同社の寄玉昌宏さんは「手ぶらで気軽に本格的な野菜栽培が楽しめるので、野菜作りが初めての方でも安心。ぜひ、家族や友人と見学にお越しいただければ」と話す。同園では現在、利用者の先行予約を受け付けている。
料金は1区画(6平方メートル、1カ月)=9,400円。土曜・日曜・祝日には見学会も開催。時間は9時~13時。詳しくは、アグリメディア(TEL 0120-936-466)まで。