調布市仙川の「カフェ＆ギャラリー niwa-coya」（調布市若葉町1、TEL 03-5315-2848）で11月20日～24日、「ニワコヤ映画祭2014」が開催される。主催は同店とキネクラブ「キノ・イグルー」。

上映の前後にはキノ・イグルーの有坂塁さんが映画や監督についての解説を行う

　「映画を見た後に、映画にまつわるごはんを食べる」をコンセプトに2010年から映画祭を開催している同店。今年の上映作品は「島の色、静かな声」（2008年、日本・沖縄）、「駆ける少年」（1985年、イラン）、「森の中の淑女たち」（1990年、カナダ・ケベック）、「ピリペンコさんの手づくり潜水艦」（2006年、ドイツ）の4作品。最終日には、ファミリー向けの短編アニメーションを上映する「こどもえいがかん」や、厳選された短編映像を上映するスペシャルナイトを行う。

　同店の店主・笠原文代さんは「本屋、酒蔵、和菓子店やホテルの屋上、美術館。声が掛かればどこへでも。その時・空間に合わせてこれぞという映画をセレクトし、上映後の柔らかな解説も魅力の『キノ・イグルー』。さまざまなジャンルの表現の紹介と手を抜かないおいしい料理、みんなのアンテナにちょっと刺激のある時間と空間を届けたい『ニワコヤ』がタッグを組んで送る、世界一小さくて世界一おいしい映画祭」とアピール。「今年はイラン、沖縄、ケベック、ウクライナという個性あふれる土地を映画とごはんでショートトリップしていただきたい」と呼び掛ける。

　料金は映画と食事のセットで各回3,000円（「こどもえいがかん」はおやつ付きで1,000円）。定員は各回25人。予約は電話かメールで受け付ける。