調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で1月31日、合唱団「Tokyo Trinity Chor(東京トリニティ・コール)」の旗揚げ公演「阪神・淡路大震災から20年-親愛なるあなたに捧(ささ)ぐ-」が行われる。
合唱団「Tokyo Trinity Chor(東京トリニティ・コール)」練習風景
同合唱団は木村康人さんを常任指揮者として迎え、「5大レクイエム」(モーツァルト・ブラームス・フォーレ・ヴェルディ・ブリテン)演奏を目標に、昨年3月に立ち上げた混声合唱団。主に世田谷区や港区で、20代から40代の社会人を中心に活動している。
旗揚げ公演となる同演奏会は、阪神・淡路大震災から20年目の節目に当たる2015年を選び、当時被災した人々への追悼と東日本大震災の復興に何か支援できないかと企画。収益金の一部と募金を東日本大震災の支援活動団体へ寄付する。
演奏曲は、「レクイエム」「ラシーヌ讃歌」(以上、フォーレ)、「キャンドルライト・キャロル」(ラター)、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」(モーツァルト)、「悲歌/Elegischer Gesang」(ベートーヴェン)などで、独唱にソプラノの糸川絵美さん、バスの渡部智也さん、演奏に管弦楽「オーケストラ・ディマンシュ」を迎え公演する。
同合唱団の団長を務める知久さんは「今回演奏させていただく曲は全て、被災された方々のことを思い選ばせていただいた。来場いただく皆さまをはじめ、今回ご縁のあった多くの方々と演奏会を通じて思いを一つにし、少しでも震災の復興支援の力になれたら」と話す。
開演時間は14時。チケット料金は全席自由で2,000円。