調布市調布ヶ丘に4月10日、ギョーザ店「ギョウザモータース」（調布市調布ヶ丘1）がオープンした。

「ギョウザモータース」の外観の様子

　飲食業界で約15年の経験を持つ店主の小尾昌也さんが、3年前から目を付けていた地元の物件が空いたのを機に開いた同店。1人で切り盛りするため1つの商材で勝負しようとギョーザ店に行き着いた。店舗面積5.8坪。席数はカウンター席5席、テーブル席4席。

　バイク好きが高じ「心はバイク屋」と話す小尾さん。店名からバイク修理や車検の問い合わせも多いという。近隣で育った小尾さんだが、5年前から横浜に自宅を移し毎日バイクで通勤している。「コンセプトはうやむやな方が、話がはずむ」と自己流を貫き、店は近隣の会社員やバイク好きなどが多く訪れ連日盛況で、閉店前に売り切れることもあるという。

　自宅で約2年研究し独学で完成させた同店のギョーザは、タレがいらないほどしっかりと具に下味を付け、1人で1日300個以上を包み、「こだわりのフライパン焼き」で提供。メニューは「餃子（ギョーザ）」（6個＝380円）、「餃子ダブル」（12個＝700円）やニンニク、ニラ抜きで野菜の比率を増やした「野菜餃子」（380円）、カレー風味の「スパイシー餃子」（430円）、「水餃子」（480円）など。「餃子」は要望に応えテークアウトも始めた。「からあげ」や「棒棒鶏（バンバンジー）」（以上480円）なども用意。ランチメニューはライス、スープ、漬物が付く「餃子定食」（600円）、「餃子ダブル定食（900円）、「からあげ定食」（700円）のほか「水餃子定食」（600円）など。

　ドリンクは瓶ビール（580円）、ハイボール（380円）、「今日の焼酎」（500円～）、「一ノ蔵」（600円）などのほかソフトドリンク各種（280円）を用意する。

　小尾さんは「大人の部室を目指して店内は今も改良中。アメリカンなギョーザダイナーになれば。新作ギョーザの開発も続けていきたい。バイク好きの客同士、話が盛り上がるのもうれしい」と話す。

　営業時間は、12時～14時（ランチ）、17時～23時。日曜、祝日定休。