調布駅の南口広場に(調布市小島町2)に5月16日、2年半前に営業を終了した調布市観光案内所「ぬくもりステーション」が復活オープンする。
「ぬくもりステーション」オープンに向けてペンキ塗りをする様子
調布駅周辺のパトロール活動の拠点として運用した「調布市安全・安心見廻組(みまわりぐみ)屯所」の建物を活用して再オープンする同案内所。面積は約10平方メートル。深大寺など調布市内の観光情報と駅の南口広場で行われるイベント情報などを提供する。
同観光案内所は2010年5月から2013年10月まで調布駅の北側で開所していた。その後2年間は土曜・日曜・祝日のみ調布駅地下通路で観光PR事業を行っていたが、観光案内所を必要とする市内外からのニーズに応え、若者の社会経験と雇用創出も目指し再開することになった。5月1日からプレオープンしていたが、建物の外装が以前のままだったため、以前同案内所で働いていた若者を中心にペンキ塗りなどを行った。
同案内所で勤務後、現在は市内の青少年の健全育成施設で働く鈴木さんは「2011年にアルバイトとして勤務し、4年を経て再びぬくもりステーションに関われることをうれしく思う。当時模様替えやポスターなどはスタッフの手作りで、今回も学生を交えたスタッフたちでペンキ塗りを行い、ぬくもりステーションの伝統のようにも思う。昔も今も、調布に訪れた皆さまに温かい案内をする観光案内所として活躍したい」と話す。
開所時間は土曜・日曜・祝日の9時~16時。