味の素スタジアム(調布市西町)で5月30日、「第3回ポップアスリートカップ 全国学童軟式野球大会」関東大会開会式が開催された。主催は、「少年野球を応援する」ソーシャルネットワークサービス「ポップアスリート」を運営するペタビット(兵庫県神戸市)。
同大会は2007年に第1回大会を関西地区で開催され、昨年から全国規模に拡大展開。今回はアディダスジャパンが協賛している。学童野球大会では珍しい自主対戦形式を採用した日本最大規模の野球大会。同ポップアスリートに登録する1,050チームの中から479チームが参加し、12月に行われる全国大会を目指す。
当日は、同大会会長で、「2009ワールドベースボールクラシックジャパン(WBC)」で守備走塁コーチを務めた高代延博さんが、WBCの金メダルや通称「高代ノック」を披露し会場を盛り上げた。また、ピッチを開放し、選手の子どもたちがキャッチボールをしながら天然芝を体感。そのほか、元プロ野球選手らによるトークショーやプロ野球グッズなどのプレゼント抽選大会なども行われた。
同大会本部運営委員の伊藤浩さんは「天候が心配だったが、開催をすることができほっとしている。子どもたちの笑顔を見ることができ、運営者としてうれしい限り。これから頂点を目指して長い戦いになるが、野球を家族やチームメートと楽しんでもらえれば」と話す。