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「調布音楽祭」開催へ 日本公演唯一のミハイル・プレトニョフさんピアノ演奏も

©Mat Hennek/DC
ミハイル・プレトニョフさん
ロシア・ナショナル管弦楽団と共に日本公演唯一となるピアノ協奏曲を披露する

©Mat Hennek/DC ミハイル・プレトニョフさん ロシア・ナショナル管弦楽団と共に日本公演唯一となるピアノ協奏曲を披露する

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 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)と調布市グリーンホール(同)などで6月25日~28日、「調布音楽祭」が開催される。

調布音楽祭のイメージアート

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調布市文化・コミュニティ振興財団が主催する毎年恒例の同音楽祭。古楽アンサンブル「バッハ・コレギウム・ジャパン」の代表を務める鈴木雅明さんが同市在住であることをきっかけに2010年、両団体の協定が結ばれ、音楽祭でも同協定を活用した取り組みを展開している。2013年からは総合プロデューサーに就任した鈴木優人さんを筆頭に、プロジェクト委員会を発足。調布から音楽を発信する新たな音楽祭として「バッハの演奏」「アートとの連携」「次世代への継承」という3つのコンセプトを基に年々、規模を拡大している。

 今年は4日間の開催で、初日はバイオリニスト寺神戸亮さんのオープニングコンサートで深大寺からスタート。メーンプログラムは「バッハ・コレギウム・ジャパンの『四季』 -華麗なる協奏曲の夕べ」「林美智子&大萩康司 歌とギターの夜」「鈴木雅明&鈴木優人“二代”チェンバロ・リサイタル」「遠藤真理&三浦友理枝 デュオリサイタル」。

 さらに、「ロシア・ナショナル管弦楽団 ミハイル・プレトニョフ 指揮・ピアノ」を調布音楽祭特別公演として開催。ミハイル・プレトニョフさんは、ピアニスト、指揮者、作曲家とそれぞれの分野で才能を発揮し、1978(昭和53)年に21歳でチャイコフスキー国際コンクールのゴールドメダルを獲得。1990年には、ロシア史上初の民間オーケストラ「ロシア・ナショナル管弦楽団」を設立し、ロシアのオーケストラとして初めてアメリカのグラミー賞を受賞。1995年にはロシア共和国第一等国家賞を授与されている。同音楽祭の公演では、自身が設立したロシア・ナショナル管弦楽団と共に日本公演唯一となるプレトニョフさんによるピアノ協奏曲を披露する。

 そのほか、エグゼクティブ・プロデューサー鈴木優人さんとアソシエイト・プロデューサー森下唯さんの「プロデューサーズ・プレコンサート」や、オーディションで選ばれた市民音楽家たちが演奏を披露する「オープンステージ」、桐朋学園大学音楽学部の在学生と卒業生が次々に出演する「ミュージックカフェ」などの無料公演やキッズコンサートなども用意する。同音楽祭に先駆けて6月21日には、子育てカフェ「aona」(布田4)でキッズ公演「マグナムトリオのすごい笛」出演者による出張ステージpreseted by 調布音楽祭をも行う。

 公演スケジュールとチケット料金はホームページで確認できる。

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