調布・仙川で「JAZZ ART」-せんがわ劇場を中心に4カ所で開催

昨年行われた「JAZZ ART せんがわ 2008」の様子

昨年行われた「JAZZ ART せんがわ 2008」の様子

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 調布市せんがわ劇場(調布市仙川町1、TEL 03-3300-0611)と仙川アヴェニューホール(仙川町1、TEL 03-3305-5269)などで6月12日~14日、「JAZZ ARTせんがわ2009」が開催される。

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 同イベントは同劇場芸術監督・ペーターゲスナーさんが「プロと市民演奏家がセッションし交流を持つことで、舞台芸術家の支援・育成をしたい。生で良質の音を気軽に楽しんでもらいたい」と呼びかけたことをきっかけに、国際的ボーカリストの巻上公一さん、ベース奏者の藤原清登さん、チェロ奏者の坂本弘道さんが企画し、同劇場イベント実行委員会のバックアップで実現。今回は2回目の開催となる。

 今年は同劇場が開館1周年を迎えたこともあり、記念事業に指定。昨年以上に規模を拡大したこともあり、既に「3days」チケットと14日の「1daysチケット」「1Liveチケット」は完売している。ペーターさんは「このイベントは特別。調布市民のプライドになってほしい」と意気込んでいる。

 期間中、同劇場はプロの演奏の場として使用。同ホールはプロと市民音楽家のセッションの場として位置付け、至近距離音楽を提供できるよう奏者を囲うように4枚の板をつなげたキャスター付きの移動式クラブ「CLUB JAZZ 屏風(びょうぶ)」が周辺を巡回する。

 また、KICK BACK CAFE(若葉町2、TEL 03-5384-1577)では『時には母のない子のように』で人気を博したカルメン・マキさんや元バービーボーイズのKONTAさんの登場が予定されている。同店ブッキングマネジャーの福原さんは「有名アーティストとの競演は地元ミュージシャンの活性に必ずつながる」と話す。

 総合プロデューサーでもある巻上さんは「演奏が終わったらすぐに帰るのではなく、一緒に何かができる空間にしたい。お客さんも音楽家も過ごしやすい場所になると良い」と話し、藤原さんも「国内アーティストのホームグランドになりそうなこのイベントを起爆剤として、本来の即興演奏を広めていきたい」と力を込める。

 前売り券は劇場窓口、チケットぴあ、観劇総合チケットサイト「カンフェティ」で発売中。「KICK BACK CAFE LIVE」はチケットが使用できないため、直接同店へ問い合わせが必要。

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