調布市せんがわ劇場(調布市仙川町)で3月19日、「19th CHOFU SHORT FILM COMPETITION(ショートフィルム・コンペティション)」入賞・入選作品の表彰式と上映会が行われる。
「19th CHOFU SHORT FILM COMPETITION(ショートフィルム・コンペティション)」
同コンペティションは、発表の機会が少ない自主制作ベースの短編映像作品を募集し、制作者の支援と発表の場を提供するとともに、「映画のまち調布」から全国に向けて新しい才能を発信することを目的として開催。審査員は、映画監督の三宅流さん、城西国際大学メディア学部准教授で映画監督・プロデューサーの竹藤佳世さん、文化学園大学造形学部教授で映像作家の昼間行雄さんが務め、全国から集まった30分以内の短編自主制作映画138点のうち、18作品が入賞・入選。グランプリは山川智輝さんの作品「瓜(うり)二つ」、奨励賞には澤田サンダーさんの「ECHO」、石川貴雄さんの「本日、引越し致します」、中尾広道さんの「船」が輝いた。
当日は表彰式のほか、入賞・入選した18作品を3プログラムに分けて上映。会場内には協賛企業ブースを設け、市内飲食店などが出展。ろけすたのサービス紹介のほか、niwa-coya(若葉町1)と仙川地図研究所は焼き菓子や「せんがわ地図」「ちとから地図」など、ベーカリー プロテア&スリービーンズ カフェ(緑ヶ丘1)は天然酵母パンと弁当、LAPOT(仙川町3)はロールキャベツの販売などを行う。
18日には、「ムービーダイバー ~Walking in the Seabed~」(映像作品上映&シアタートーク)も開催する。2011年に急逝した「rei harakami」(レイ・ハラカミ)こと原神玲さんの最後の映像作品で、第1回同コンペティションでグランプリを受賞した「ヴォワイアン」やrei harakamiとして映像作品の音楽を担当した作品を上映。映像作家でキュレーターの澤隆志さんと画家で映像作家の石田尚志さんのトークショーが行われる。
表彰式開催時間は13時~13時30分。上映会は13時30分~19時30分。18日の開催時間は19時~21時。ともに入場無料、定員各120人。