調布文化会館たづくり(調布市小島町2)で3月27日、地域情報化推進事業「みんなで集まる、始まる、〇〇(まるまる)な調布~調布アイデアソン・ハッカソンキックオフイベント~」が行われる。
3月27日に開催する「みんなで集まる、始まる、〇〇(まるまる)な調布~調布アイデアソン・ハッカソンキックオフイベント~」
アイデアソンとはアイデアとマラソンを合わせた造語で、マラソンのように数時間から数日間の与えられた時間、特定のテーマについてグループでアイデアを出し合い、それをまとめていく形式のイベント。ハッカソンは、ソフトウエアのエンジニアリングを指すハックとマラソンを合わせた造語。マラソンのように、特定時間グループでプログラミングを行い、アイデアや成果を競い合う開発イベント。
同イベントは調布市が推進する「市民の手による地域情報化」の推進事業として、市民・事業者・教育機関などが今後の地域情報化について自由に議論し、情報提供、意見交換を行う「場」づくりを目的として実施される。当日は、市民の手でアイデアソン・ハッカソンを実現することを目指し、新潟市など全国で実際に活動しているゲストを迎え、実例を参考にしながら、調布での実現について考える。企画・運営は「NPO法人調布市地域情報化コンソーシアム」。2015年11月に新潟で開催したアイデアソン・ハッカソンに調布市民が参加し、同事業を行ったNPOにも協力依頼をしたことで実現した。
当日はゲストによるトークの後、アイデアソン体験として会場内の写真に自由意見やアイデアを書いた付箋紙を貼り付ける「アイデアカメラ」を全員で実施する予定。「アイデアカメラ」は会場内に貼られている調布市内のスポットや風景の写真に対し、思いついたコメントを各自配布された付箋紙に書いて貼りつけていくもので、事前情報がない写真について、参加者の自由なコメントを互いに見ることで、あたかもフィールドワークのようなさまざまな刺激や発見ができるという。
参加申し込みをしたという市内在住の20代の男性は「最近ネットのニュースでも話題になっていて、気になっていたアイデアソン・ハッカソンが調布で行われると聞いて申し込んだ。ハッカソンと聞いて最初はITに詳しくないといけないかと思ったが、まちを盛り上げるアイデアがあればOKと聞いたので楽しみ。友達とも参加したい」と話す。
開催時間は14時~16時。参加無料。定員200人。