調布市文化・コミュニティ振興財団（調布市小島町2）が現在、8月28日に開催する「調布よさこい2016」の参加チームを募集している。

　旧甲州街道で市内外のチームがよさこい流し踊りを披露する毎年恒例の同イベントは、よさこい踊りを地域、踊り手、観客の交流を図るツールと捉え、市民で構成する実行委員会がアイデアを出し合い運営する。

　募集は、10人以上のチームで旧甲州街道の流し踊りと各地域会場舞台での定点踊りを行う「通常募集」のほか、10人未満のチームや子どもたちで結成するチームなど、定点踊りのみを行う「チャレンジ枠」。今年は参加枠を拡大し、「チャレンジ枠」は一人からでも参加できる。希望するチームには楽曲などの貸し出しなどのサポートも行う。

　同時に実行委員も募集。同市内在住、在勤、在学者が対象で、企画運営や出店で同イベントを盛り上げる個人またはグループを募集する。参加チーム、実行委員ともに、毎月1回程度の実行委員会とイベント当日に参加することが条件となる。

　新たな取り組みとして、今年はこの夏限りの限定チームを結成するため、踊り手を募集する。同市内在住・在勤・在学者は誰でも参加でき、イベント開催日までに7～8回程度の練習も行われる。募集にあたり、5月27日と31日に「よさこい体験会」を調布市グリーンホール小ホールで開催する。

　同財団の黒澤進さんは「今年は踊り手としても参加しやすいよう、この夏限りの限定チームを結成し、踊りのきっかけづくりとなる体験会も実施する。この夏の思い出づくりに、気軽に参加してもらえれば」と話す。

　募集は6月21日、17時締め切り。体験会および限定チームへの参加募集は、5月20日、17時締め切り。体験会は、両日ともに18時～19時30分開催。参加無料。