調布の多摩川住宅内に5月16日、長野県木島平村のアンテナショップ「食の駅 新鮮屋」2号店(調布市染地3)がオープンした。
1985(昭和60)年から調布市と姉妹都市盟約を結ぶ木島平村は、2003年に直営店として調布銀座商栄会ゆうゆうロード内に「新鮮屋」をオープンし、同村の特産物や野菜、加工品などを販売しており、10月で13周年を迎える。
多摩川住宅では、約50年間営業していた「クイーンズ伊勢丹 調布店」が今年3月に閉店したことから、同地域の住民をスーパーなどに送迎する循環バスを運行していたが、市民から生鮮食品を扱う店を求める声が同市に寄せられ、同市から同村へ出店を依頼したことで、オープンが決まった。同店は、間口約6メートル、奥行き約3メートルの空きスペースに、旬の野菜や特産品を並べ、直売所として運営する。
長野県木島平村・東京都調布市 姉妹都市交流推進員の瀧澤秀介さんは「地域の方が毎日のようにご来店くださり、にぎわう店になっている。調布に2店舗できたことで、木島平村の野菜や特産物などをより多くの方に広めたい。ぜひ、お立ち寄りいただければ」と話す。
営業時間は10時~16時30分。土曜・日曜・祝日定休。