調布の多摩メディアセンター（調布市調布ケ丘、TEL 042-440-7071）で2月17日、ビジネスセミナー「インバウンドを考えよう。 訪日外国人旅行と『クールジャパン』」が開かれる。

　多摩摩地域のメディアネットワークを運営する同センターが、多摩地域在住の専門家を講師に招き開講する「・ビジネスカレッジ開校プログラム」の第2弾。

　今年1月に開いた第1弾では、マーケティングノウハウを学ぶ「ビジネスコース」を展開し、今回は「知的情報コース」として企画した。

　今回の講師である緒方信一郎さんは旅行・航空アナリスト。旅行業界誌や旅行雑誌などの記者や編集者を務める傍ら、25年にわたり旅行、航空ジャーナリストとして国内外の航空会社や観光地、まちづくりの現場を取材し、テレビ、ラジオ、雑誌、ウェブなど各媒体での評論、コメント、番組企画協力などを行ってきた。

　当日は、緒方さんが「訪日外国人旅行は国家プロジェクト～たった5年で3倍増の超成長市場～」「クールなジャパンって具体的に何？～国が違えば『クール』なものも違う～」「訪日外国人と格安航空（LCC）の切っても切れない関係～LCC元年はインバウンド元年だった～」「訪日外国人ビジネスは人口減時代を救う!?～地域活性化とも相性抜群～」「訪日外国人ビジネスを成功させるポイント～クールなジャパンの組み合わせ方について～」をテーマに講義を行う。

　緒方さんは「長年、現地の生でリアルな声に接してきた。外国の人が実際に日本をどう見ているかを知ってもらえるきっかけになれば」と話す。

　開催時間は19時～21時。定員30人。参加費は2,000円（テキスト代、茶菓代含む）。