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事故で記憶失った音楽家・GOMAさん、調布で復活の道のり描く映画上映 ミニライブも

事故直後よりGOMAさんが突然描き始めた点描画

事故直後よりGOMAさんが突然描き始めた点描画

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 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で3月26日、「映画『フラッシュバックメモリーズ』上映会&トーク+GOMAミニライブ」が開催される。

「映画『フラッシュバックメモリーズ』上映会&トーク+GOMAミニライブ」

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 オーストラリア先住民族の管楽器ディジュリドゥの奏者・GOMAさんは、調布市に在住していた2009年に首都高速道路での追突事故により高次脳機能障がいの症状が発症し、軽度外傷性脳損傷と診断された。一時は、ディジュリドゥが楽器であることすら分からないほど記憶を失っていたGOMAさん。事故直後より突然描き始めた点描画が高く評価され、2010年に初の個展「記憶展」を開催した。体が覚えていたディジュリドゥの演奏も2011年に再開し、2012年にはGOMAさんを主人公とし、本人自らが出演した映画「フラッシュバックメモリーズ」が製作され、第25回東京国際映画祭で観客賞を受賞した。現在、GOMAさんは音楽や絵画、講演会など活動を広げている。

 同作は、多くの記憶を失ってしまったGOMAさんがリハビリを経て徐々に復活していく過程を、「GOMA & The Jungle Rhythm Section」のライブ演奏と、GOMAさんと妻のすみえさんの日記を軸に描いている。

 上映後には、全国各地で講演会や研修会を行いながら、高次脳機能障がいの支援に尽力する東京慈恵会医科大学付属第三病院リハビリテーション科(狛江市)の渡邉修教授とGOMAさんとのトークショーやGOMAさんのミニライブも行う。

 開催時間は13時30分~16時。料金(土産付き)は、中学生以上=1,000円、小学生以下無料。定員200人(申込み順)。連絡先は調布市福祉作業所等連絡会(TEL 042-481-3201)。

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