京王フローラルガーデン「アンジェ」(調布市多摩川4、TEL 042-480-2833)でチューリップが見頃を迎え、色とりどりの花を咲かせている。
チューリップが見頃を迎えた京王フローラルガーデン「アンジェ」の様子
同園は園内各所で96品種約2万5000球のチューリップを植栽しており、4月初めから咲き出した。色や形が珍しいものや八重咲きなどの変わったチューリップも多く、来園者の目を楽しませている。
5月28日までの土曜・日曜・祝日は、チューリップをはじめそのとき見頃の花を紹介する「ガーデン見学ツアー」を行っている。同園専属のガーデナーが育て方なども教えてくれる。
チューリップ産業の中心であるオランダの花事情や文化について、iBulb Japan(アイバルブ・ジャパン)代表の金藤公夫さんによるセミナー「オランダ『チューリップ紀行』」を4月15日に開催する(13時~、事前申し込み優先、50人)。同団体は、球根や切り花を世界に流通するAnthos(オランダ王国花き球根・苗木貿易協会)が日本で発足した組織で、最新の花の紹介や技術研究などを行っている。
チューリップの花摘みが楽しめる「春のお花摘み体験」を4月13日~16日に開催(12時~、事前申し込み優先、10人、500円)。22日は「アンジェの花を使って花束をつくろう!」を行う(12時~、事前申し込み優先、15人、500円)。いずれも開花状況により変更になる場合がある。
4月29日は同園入り口コーナーで、鉢植えなどの植物を販売する「花マルシェ」を営業する。
担当者は「背の高いチューリップや低いものなど、姿も色もさまざま。遅咲きのものもあるので何度も見に来てほしい」と話す。チューリップは4月末まで楽しめる。
開園時間は10時~17時30分(入園は17時まで)。水曜休園(祝日の場合は翌日)、4月(7日のみ臨時休園)・5月・10月は無休。入園料=500円(セミナー事前申し込み者は400円、小学生・中学生=100円)。