調布青年会議所が災害図上訓練-地域別にシミュレーション

事前にシミュレーションを行う調布青年会議所のメンバー

事前にシミュレーションを行う調布青年会議所のメンバー

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 調布青年会議所は9月9日、調布市文化会館たづくり大会議場(調布市小島町2、TEL 042-441-6111)で「DIG災害図上訓練」を行う。

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 「DIG」とはDisaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)の略で、同訓練は災害を推定して地図上で訓練を行うもの。地域を10グループに分け、街の構造や自然条件などから自分の住む地域にどんなことが起こるかを予測。危険な地域やその対策に必要なものなどを確認し、誰に助けを求めればよいのか、家族の安否はどう確認したらよいかなど、具体的な行動のシミュレーションを行う。

 大規模な災害が発生した場合、日ごろからの地域力やネットワークの存在が被害状況や復興のスピードに大きな影響を与えると言われている。地域コミュニティーの希薄な世帯が増える中、同訓練は地元消防団や自治体なども参加し、地域のつながりを深めることも目的としている。

 同会議所の小野肇さんは「DIGを通じて災害や暮らしているこの街や人たちを知ってもらい、災害時には互いに助け合う関係のきっかけになれば。ゲーム感覚で行う訓練なので気軽に参加してほしい」と話す。

 開催時間は19時30分~21時20分。参加無料。事前申込みが必要。先着100人まで。

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