府中市の桜通りと府中公園通りで3月23日、桜並木にちょうちんやぼんぼりを点灯する「第47回府中市民桜まつり」が始まった。
「東芝ブレイブルーパス」「サントリーサンゴリアス」「府中アスレ ティックフットボールクラブ」の市内スポーツ団体のほか、伝統を感じさせるお囃子や 民踊などによるパレード
1956(昭和31)年に開通した桜通りは両側にサクラが植えられた市道で、中央文化センター(府中市府中町2)付近で交差する府中公園通りや周辺の桜並木とともに桜の名所として親しまれている。主にソメイヨシノが植えられ、成長して両側から伸びた枝はアーチ状になり開花時季にはピンクのトンネルが楽しめる。
4月7日・8日は両通りを歩行者天国(11時~16時)にして、通りに面した府中公園・寿中央公園などでさまざまな催しを行う。
人気の「桜まつりパレード」は8日、市内スポーツ団体や伝統芸能の団体などがそれぞれのいでたちを披露しながら桜通りを歩く(13時~)。
府中公園では2つのステージを設置し、「キャラクターショー」(8日、12時~・15時~、各握手会あり)、殺陣(たて)や舞踊などを披露する「演芸大会」(7日・8日、10時~16時)、都立府中東高校和太鼓部による演技発表(7日、14時~)などを行う。公園内では子どもに人気のアトラクション「フワフワドーム」「ふれあい動物園」「ミニSL」が開催され、「移動天文観測車ペガサスII」による昼の天体観察などが楽しめる。
府中公園・寿中央公園などでは、飲食のできる模擬店を営業。警察や消防のPR、地域で活躍する各種団体の活動発表などが行われる。中央文化センター駐車場では「東京2020オリンピック・パラリンピック、ラグビーワールドカップ2019PRコーナー」が設置され、パラリンピック競技の体験ができる(予告なしで変更の可能性あり)。
両日はクイズを解きながら桜通りを歩く「クイズウォークラリー」が行われる。府中公園と寿中央公園で参加券を配布し、クイズに全問答えると記念品が贈呈される(10時~、各日先着200人)。
点灯時間は18時~21時。イベントは入場無料、雨天中止。バス路線の一部変更など周辺の交通規制あり。4月8日まで。