鬼島太鼓と村芝居-姉妹都市・長野県木島平村の伝統芸能披露

木島平村「郷の家」で今春に行われた際の村芝居公演風景

木島平村「郷の家」で今春に行われた際の村芝居公演風景

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 調布市グリーンホール(調布市小島町2、TEL 042-481-7611)で10月11日、調布市と姉妹都市である長野県木島平村との交流事業として「木島平い~なか交流フェスタin調布」が開催される。

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 同イベントは木島平村内の小学生から高校生までの女子だけで構成されている和太鼓チーム「鬼島太鼓」によるコンサートや、「まんが日本昔ばなし」の声優で木島平村出身の俳優常田富士男さんが代表を努める「農民芸術ふう太の杜」による村芝居「蜘蛛が淵」の公演が行われ、木島平村の伝統芸能を披露する。

 「鬼島太鼓」は過去に東京国際和太鼓コンテストで全国の成人チームが集まる一般の部で最優秀賞を多数受賞。木島平村から世界へ活躍の場を広げている。

 村芝居は観客である村民が酒を酌み交わしヤジを飛ばしながら役者と一体となり、出会いの場にもなっていたという昔ながらの文化。「農民芸術ふう太の杜」はこの村芝居の文化を本格的に復活させようと木島平村に残る古民家「郷の家」を舞台に今年4月に公演。大きなクモがつるされた壮大なスケールで野外ステージも繰り広げられた。同公演は、「村民が元気で生き生きしているのを伝えたい」という常田さんの提案で、語りや踊りを取り入れ村の良さを伝える演劇に仕上げられている。

 当日は来場者全員に新米コシヒカリや野沢菜、ヤーコン焼酎など木島平村の特産品が当たる抽選会も行われる。

 開演は14時から。入場無料。定員は当日先着1,300人。問い合わせは調布市文化振興課(TEL 042-481-7139)まで。

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