東京都調布飛行場(調布市西町)で10月19日、「第14回調布飛行場まつり」が行われ、秋晴れの中2万5,000人以上が来場してにぎわった。
同イベントは「多摩と島しょを翼でつなぐ飛行場」をテーマに毎年開催され、普段は立ち入り禁止の駐機場や格納庫の一部が一般公開された。空港設備や小型飛行機を間近で見られる絶好の機会。大勢の航空機ファンが興味深く見学し、親子連れがセスナ機やヘリコプターと記念写真を撮るなどして楽しんだ。
広い会場ではスタンプラリーやバスによる見学ツアーが行われ、飛行場の歴史や伊豆諸島の文化を紹介する展示コーナーを見学する人も多かった。多摩地域や伊豆諸島の物産品販売、地元自治会や町内会による模擬店が、お祭りムードを盛り上げた。特設ステージでは「調布・府中よさこい踊り」「大島御神火太鼓」の披露や、往復ペア航空券などが当たる大抽選会も開かれ、当選した人たちは喜びの声を上げていた。
セスナの機体にメッセージを書くコーナーに集まった子どもたちは「パイロットなりたい」「ほいくしになりたい」など、思い思いに自分の夢を書いて楽しんでいた。このセスナ機は、今後1週間ほどの間に東京の空を飛ぶ予定(天候などにより飛行詳細は決まっていない。飛行後にアイベックスアビエイションのホームページで紹介)。