せんがわ劇場で「THE WINDS OF GOD」再演へ-若者の希望受け

調布市せんがわ劇場で「THE WINDS OF GOD」の公演が行われる。写真(前)重松隆志さん、(後)古屋暢一さん。写真撮影は加島和彦さん。

調布市せんがわ劇場で「THE WINDS OF GOD」の公演が行われる。写真(前)重松隆志さん、(後)古屋暢一さん。写真撮影は加島和彦さん。

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 調布市せんがわ劇場(調布市仙川町1、TEL 03-3300-0611)で10月23日から、俳優の今井雅之さんが脚本・演出・主演を務める「THE WINDS OF GOD」の公演が行われる。

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 同作は今井さんが1988年から自身のライフワークとして取り組んでいる作品で、戦争や特攻隊というテーマを持ちながらも主役の漫才コンビという設定で時代のギャップに戸惑う姿は笑いを誘い、戦争を知らない若者にも分かりやすい作品に仕上げている。

 今年3月に同劇場で公演が行われ、1,100人以上の観客を動員。アンケート調査の結果、10~20代の観客から強い支持を受け、観客の9割に及ぶ「またこの劇場で見たい」という声から再演が決まった。今回は若者が来場しやすいよう、学生は一般料金の半額に設定している。

 今井さんは「この20年間、日本中で何度もこの公演を行ってきた。実際に年配の方や若い世代の方も大勢来ていただいているが、この作品に登場する若者たちと同じ世代の中・高校生、大学生の方にぜひ見に来てほしい」とコメントする。

 公演期間は10月23日~31日。上演時間は14時~、19時~。チケットは、大学生以上前売り=3,000円(当日=3,500円)、調布市民割引前売り=2,700円(当日=3,200円)、学生前売り=1,500円(当日=2,000円)。学生団体前売り=1,200円(5人以上。人数分の学生証掲示。前売り限定)。 

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