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調布・多摩川で野外イベント「もみじ市」 作り手と歩む手紙社の原点、今年もコラボ企画

さまざまなジャンルの作り手が多摩川に集まる手紙社の「もみじ市」

さまざまなジャンルの作り手が多摩川に集まる手紙社の「もみじ市」

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 調布の多摩川河川敷で10月12日・13日、さまざまなジャンルの作り手が一堂に会する野外イベント「もみじ市」が開催される。

「もみじ市」出店作品

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 飲食、雑貨店を運営しながら「東京蚤(のみ)の市」「紙博」といったイベントを手掛ける「手紙社」(調布市西つつじヶ丘)のメンバーが構成する「もみじ市実行委員会」が主催。自然の中で行われる「大人の文化祭」は、例年約2万人以上が来場する。今年は、陶芸家、布作家、工芸家、イラストレーター、デザイナー、カフェ、パン店、パティシエなど多ジャンルの作り手、全96組が出店。

 同イベントは、2006(平成18)年、同社社長の北島さんを中心とした3人の企画として始まった。この出店イベントでの体験が、後に会社設立へとつながった「手紙社の原点」となるイベントだという。今年のテーマは「YEARS」。担当者は「もみじ市が重ねた13年と同様、作り手にも現在の位置に至るまで積み重ねた『YEARS』があるはず。平成が終わり、令和という時代が始まった今年、作り手それぞれの年輪が見えてくるような場になればとの思いを込めた」と話す。

 昨年好評だった出店者同士のコラボレーションも再企画。木工と金工、陶芸とパン、革靴とテキスタイル、イラストとクレープなどのコラボを予定する。「互いに力を合わせ『作品』を生み出す。昨年から温め続けたコンビ、初出店とベテランの新鮮なコラボ、普段は交差することのないジャンル同士の挑戦など、期待してほしい」とも。

 このほか、糸紡ぎや羊毛動物製作などの手芸や木彫りのワークショップ、キノ・イグルーの「テントえいがかん」などを予定。コトリンゴさん、高野寛さん、栗コーダーカルテットなど6組のアーティストによるステージライブも実施する。

 手紙社の小池さんは「この2日間のために、あらゆるジャンルの作り手が最高の作品を用意して多摩川の河川敷に集まる。今年はもみじ市公式サイトで、各作り手の背景が分かる年表とインタビュー記事を掲載しているので、そちらも楽しんでいただければ」と話す。

 開催時間は、12日=10時30分~16時、13日=10時~15時30分。入場無料。荒天を除き、雨天開催。

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