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調布で「シネマフェスティバル2020」開幕 「天空の城ラピュタ」スクリーン上映も

©1986 Studio Ghibli

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 調布市文化・コミュニティ振興財団が2月14日~3月8日、「映画のまち調布 シネマフェスティバル2020」を開催する。

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 映画の作り手にスポットを当てた映画の祭典として昨年から開催している同イベントは、同市内の映画・映像関連企業等の全面的な協力の下、映像制作の現場を支える映画の作り手に贈る「映画のまち調布賞」授賞式をはじめ、トークショー付きの映画上映会、展示やワークショップなどの各種関連イベントを実施。映画・映像を作る「映画のまち調布」としての魅力を発信するほか、同市の芸術・文化の振興と地域活性化を目指す。

 特別企画として、1986(昭和61)年公開のスタジオジブリ制作の劇場版長編アニメーション「天空の城ラピュタ」を2月29日から9日間にわたり、イオンシネマシアタス調布で上映。526席の会場では、幅約20メートルの大型スクリーンの高画質映像とイオンシネマ独自の4ウェイ立体音響システム「ULTIRA(ウルティラ)」による臨場感あるサウンドと迫力ある映像で上映する。

 2月29日には、市民やイオンシネマシアタス調布来場者からの1万2千票を超える投票と映画技術者の選考で決定した映画賞「第2回映画のまち調布賞」の授賞式を開催。授賞式後には、俳優の佐藤浩市さんと渡辺謙さんらが共演する若松節朗監督の最新作「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」(3月6日公開)の先行特別上映が決定しているほか、3月1日から同賞美術賞受賞の「キングダム」、照明賞受賞の「日日是好日」、録音賞受賞の「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、編集賞受賞の「翔んで埼玉」、撮影賞受賞の「新聞記者」も順次上映する。

 さらに、シアタス調布シネマセレクションとして「Shall we ダンス?」「いつでも夢を」「グリーンブック」「若おかみは小学生!」を上映するほか、同賞受賞の「キングダム」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」に加えて、「羅生門」「アルキメデスの大戦」をトークショー付きで上映。人気投票で1位に輝き、同賞作品賞を受賞した「天気の子」の新海誠監督の作品上映会では「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」「星を追う子ども」の3作品を上映。「秒速5センチメートル」上映後に川口典孝プロデューサーによるトークショーも開催する。「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」、「太陽を盗んだ男」などの上映も予定する。

 そのほか、「映画のまち調布賞」受賞者の紹介、「羅生門」のセット、映画「アルキメデスの大戦」に登場した戦艦大和の模型や衣装、図面、小道具や山崎貴監督直筆の絵コンテなどを展示。旧日活大映村をテーマに、その時代に関連した作品のポスター、台本や監督、脚本家から寄贈された貴重な資料展示するなど、映画関連の展示イベントや撮影体験ワークショップも行う。

 一部有料。チケット料金や販売方法、スケジュールなど詳細はホームページで確認できる。

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