調布の菓子専門メーカー「MNH」(調布市調布ヶ丘1)が5月25日、ゾンビ型スナック菓子「ゾンビスナックII」の販売を開始した。
大企業と勝負するような企画ではなく、地域とつながる独自の商品製造を目指す同社。米のパフスナックを作っているメーカーと知り合い、サンプルが人の形に見え、色付けしたら面白いと企画。誰もが知っている「ゾンビ」と名付けた。当初発売された「ゾンビスナック」は、塩、コンソメ、のりしおの3種類で、スナックの色は3種類だったが、今回はオリーブバジル、エビのアヒージョの2種類で、ゾンビの色は4種類。1つ買っても楽しんでもらえるようにと、1袋2色入りで2種類のパッケージを用意する。
さらに、現在、伝説の妖怪「アマビエ」をプリントした菓子を販売。リモートワークや家事・おこもり・感染予防など、普段と違う生活に疲れた人々や世の中を、アマビエ菓子で明るくしたいという気持ちで企画したという。
同社の小澤尚弘社長は「人と人とがコミュニケーションを取るための商品作りをコンセプトに、そこに一工夫し、新しい可能性を開いていけるよう企画している。今回の商品は近隣地域に住むフリーランスで活躍する方々に協力をいただき、『チームゾンビ』を結成し、取り組んでいる。今後も、地域に『ゾンビの輪』が広がっていければうれしい」と話す。
ゾンビスナックIIの価格は232円、アマビエ飴(白色・黄色)・アマビエラムネは200円(以上、税抜)。サイトで販売。市内での販売場所も受け付けている。