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西調布に「手紙社」のクラフトビールバー新店 量り売りでテークアウトも

こだわったというレンガの壁の「タップ」から注がれるクラフトビール

こだわったというレンガの壁の「タップ」から注がれるクラフトビール

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 調布に拠点を置き、市内に3店カフェを運営する「手紙社」が6月3日、京王線西調布駅近くにクラフトビールバー「TEGAMISHA BREWERY(テガミシャブルワリー)」(調布市下石原2、TEL 042-444-0660)をオープンした。

入り口にある「HAVE A BEERTIFUL DAY」の看板

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 「社内にビール好きが多く、自分たちで造ったビールを提供したいとの思いから、本来はクラフトビールの醸造所を4月にオープンする予定だった」と、店長を務める手紙社の藤野武郎さん。自家製ビールの醸造は、コロナの影響で当面延期になったが、同社のカフェなど他店舗が営業を再開した6月3日に、国産クラフトビールを提供するビアバーを開店した。

 英国リヴァプールのクラシックなパブをイメージした店内。カウンター奥には、レンガの壁に取り付けたビールの注ぎ口「タップ」が並ぶ。カウンターとスタンディング用テーブルのほか、食事客などのため、店内・デッキを合わせた12席ほどを用意する。

 入り口に掲げるのは、「HAVE A BEAUTIFUL DAY」をもじった「HAVE A BEERTIFUL DAY」の看板。「ビールは黄金色。『すてきなビール日和を!』と、『黄金の日々を送ろう!』との思いを込めている。ゆくゆくは醸造所も始めたい。元々の手紙社ファンの皆さんはもちろん、ビール好きな方、近隣の方にもふらっと立ち寄ってほしい」と話す。

 クラフトビールは、狛江の「IZUMI BREWERY(和泉ブルワリー)」、「イサナブルーイング」(昭島)など多摩地区の醸造所のほか、全国各地の国産クラフトビールを常時9種類ほど用意。価格は、グラス小=500円~560円、グラス大=750~840円。「おいしいと思うクラフトビールを選(え)りすぐって提供している。ビールは専用容器で量り売りもするため、テークアウトも可能」とも。

 そのほか、「まるごとチキンほうれんそうカレー」(1,000円)、「ソーセージ盛り合わせ」、「野菜のピクルス」(以上500円)などのフードメニューも用意。焼き菓子や「バスクチーズケーキ」(550円)など、他店舗の人気スイーツも日替わりで提供する(以上、価格は税別)。

 藤野さんは「いろいろなタイプのクラフトビールのおいしさ、楽しさを知ってもらえたら。ぜひ気軽に立ち寄って、国産クラフトビールの世界を楽しんでいただきたい。持ち帰りもできるので、ご自宅でも、おいしいクラフトビールを飲んでいただければ」と話す。

 営業時間は12時~20時。月曜・火曜定休(祝日の場合は営業)。

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