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純烈の4人「武蔵国 府中大使」に 府中市在住・酒井一圭さんの縁で

「武蔵国 府中大使」に就任したムード歌謡コーラスグループ「純烈」と高野市長(中央) 写真提供:府中市

「武蔵国 府中大使」に就任したムード歌謡コーラスグループ「純烈」と高野市長(中央) 写真提供:府中市

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 府中市在住の酒井一圭さんがリーダーを務めるムード歌謡コーラスグループ「純烈」が3月9日、「武蔵国 府中大使」に就任した。市民活動センター プラッツ(府中市宮町1)で開催された任命式では高野律雄市長から任命証が渡され、歌謡パフォーマンスで「君を奪い去りたい」など2曲を披露した。

任命式で歌を披露する純烈 写真提供:府中市

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 「武蔵国 府中大使」は、同市の魅力を市内外に発信し観光等の振興に協力してもらうため、市制施行60周年の2014(平成26)年に創設。これまで、漫画家の板垣恵介さん、タレントの見栄晴さん・松本莉緒さん・安めぐみさん、ラグビーチームの「東京サントリーサンゴリアス」「東芝ブレイブルーパス東京」、バスケットチームの「アルバルク東京」など個人8人6団体が任命されている。

 競馬ファンの酒井さんは、19歳のとき同市是政に引っ越してきた。府中で出会った女性と結婚し、現在も市内で暮らしている。「歌手活動の初期で苦戦しているときは、市の子育て支援に助けられた」と話す。メンバーの小田井涼平さんは高野市長に「妻(LiLiCoさん)がスウェーデン出身なのでストックホルムと姉妹都市になってほしい」と提案も。

 大使として活動したいことを聞かれた4人は「東日本大震災の被災地で歌った経験から、府中刑務所への慰問」「東京競馬場で『純烈杯』」「市内を散歩するテレビ番組」「くらやみ祭のリポーター」とさまざまな案を発言。高野市長は「すぐにでも取り組みたい」と返答し盛り上がりを見せた。

 高野市長は「純烈の皆さんは全国津々浦々忙しく飛び回り、素晴らしいすてきなパフォーマンスを披露されているので、その背中に乗って府中の魅力が多くの方に伝われば大変うれしい。皆さんの活躍を、府中市を挙げて応援することで、この街に愛着を持つ方が増えていくことを確信している」と期待を寄せた。純烈メンバーは「大使を引き受けたからには、府中のために尽くしたい。純烈も府中の皆さんと一緒に、歌で笑顔になれるように努めていきたい」と応えた。

 任命式の様子は府中観光協会のユーチューブチャンネルで、3月16日までの期間限定でアーカイブ配信している。

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